企業経営における財務的価値を上げるための

Top message 代表取締役 延 嘉隆

企業経営における財務的価値を上げるための"ロジスティクス"と"SCM"

ロジラテジーで最もやりたいことは、「全てが"コストダウン"で語られる物流・ロジスティクス・SCM業界の固定概念を変えること」です。無論、あらゆる産業において、"コストダウン"は永遠のテーマ。しかしながら、敢えて、"コストダウン"は目的ではないということを伝えていきたい。物流企業における経営上の"財務的価値を上げる"という視点で全てを考えることから、新しい時代を切り拓きたい。これが、ロジラテジー設立のコンセプトです。

ですから、従来のロジスティクスコンサルティングにおける在庫削減、拠点見直し、あるいは、オフバランスなどによる財務体質健全化にとどまらず、財務的価値向上、及び、キャッシュフロー(現金循環化日数/CCC(Cash Conversion Cycle)の改善をゴールとするために、あらゆる可能性を模索します。

"物流金融"の伝道師として"財務"という種を撒きたい

「多くの物流企業は、自社が持つ本当の価値を知らない」、これが、異業種出身が物流業界に抱いた率直な感想です。そして、とりわけ、非上場中堅・中小物流企業を"財務"といった視点でひも解いたとき、これまでとは違った"価値"があることに気づかされます。と同時に、財務的な見地に立って物流業界を眺め立つとき、本来、"物流"と"金融"の相性は極めて良い筈であるにも関わらず、学者や評論家が欧米の成功モデルを机上の空論で語るか、あるいは、一部の大企業が試験的に試みる程度なのが現状です。そして、それらのモデルにおいては、"物流"と"金融"の間には意識の"溝"があり、多くが非上場オーナー企業である日本の物流企業の特性が反映されていない。

ロジラテジーは、物流業界における財務領域のナンバーワン企業として、日本という国や文化を踏まえた形で、言わば、この国の大地に適合する"物流金融"という種を、少しずつ蒔いていくことで、物流業界の啓蒙、並びに、物流業界の発展に貢献します。

次代の鍵は、"財務戦略"と"マーケティング戦略"の融合!
"物流"と"金融"を"財務"で繋ぐ懸け橋、それが、ロジラテジー!

一口に物流企業の"財務"と言っても、物流企業の企業統治、売上規模、企業文化などにより、実に、様々な局面があります。その端的な例が「事業承継・相続」、「企業再生(事業再生)」、「M&A」などです。一般的に、これらの局面において、メインバンク、あるいは、顧問先会計事務所などが、いわゆる"企業価値"を算定する場面があります。果たして、物流業の本質を理解していない金融の専門家だけで、本当の"価値"を見出すことができるのでしょうか?

ロジラテジーでは、これらの局面に適応できる"プロフェッショナル"を有する、物流業界に特化した唯一のコンサルティングファームです。財務的な価値は勿論のこと、荷主(取引先)、元請け・下請け・孫請け(取引関係)、業務オペレーション能力、荷主の業界の将来性、所有する資産(物流不動産)など、財務的な価値を最大化するための視点、そして、経験豊富なオペレーションコンサルタント(現場改善コンサルタント)、更には、物流業界随一のマーケティングコンサルタントが一体となったタスクフォースとして、お客様の課題を解決します。物流業界における"財務戦略"と"マーケティング戦略"のナンバーワン企業、それが、それがロジラテジーです。

物流・ロジスティクス・SCM業界に欠けている4つの視点!

これまで、物流業界の権威あるコンサルタントの方や学識経験者の方の話を拝聴してきて、決定的に欠けている4つの点に気付きました。順に述べると、"財務"が解らない(バランスシートに詳しくない)、"金融"が解らない、"マーケティング"マインドとセンスが無い、そして、物流業界最大の"肝"である"人材"に関する意識に乏しいことです。

と同時に、"エクセレント"と言われる物流企業に共通する成功の法則が、これらの点、とりわけ、資産(財務)に何かしらの特徴がある企業であることに気付きます。最早、物流業も、「売上を上げて、コストを下げる」といった足し算と引き算だけで対処できる時代ではないのです。にも関わらず、今日も、コスト削減だけが叫ばれているのが実態です。

ロジラテジーでは、顧客企業の"企業価値"を最大化するために、固定概念や、過去の成功体験に捉われることなく、新しい時代を切り拓いて参ります。ホームページをご覧の物流企業経営者の方におかれましては、まずは、"自社の価値"を適切に把握することをご提案申しあげます。