【終了】 みずほ総研主催セミナー「物流現場の労務管理はこう進める」
物流現場においては、短い納期リードタイムなどより高度な作業品質が求められる一方で、労働力の大きな担い手であった人材派遣に対する規制が強化されつつあります。本講座では、派遣労働者をめぐる法規制の変化の動向にも対応して、自社パート・アルバイトの有効活用により、直接雇用化を進めるうえでのポイントを演習や事例紹介などを交えながら、実践的に解説します。人員調整のコツから、スタッフのマネジメント手法、労務コンプライアンスの現場運用まで、物流現場の労務管理者・担当者におすすめの講座です。
対象:物流企業・荷主企業の人事労務部門管理者・担当者、センター長、現場担当者
開催日時:平成23年1月19日(水)10:00~17:00
主催:みずほ総合研究所
会場:みずほ総合研究所セミナールーム(東京都千代田区内幸町1-2-1 日土地内幸町ビル3F)
参加費:特別会員26,250円・普通会員28,350円・非会員33,600円
★1社2名以上ご参加の場合は1名につき2,100円の割引をいたします。
(昼食代、テキスト代を含みます。不参加の場合も返戻はいたしません。)
★お申し込みをご希望される場合、事前に、当社までご一報下さい。
講師:株式会社ロジラテジー/取締役・物流人材コンサルタント 栃本 浩昭 氏
略歴:1992年早稲田大学教育学部卒業。日産火災海上保険㈱(現:損保ジャパン)入社、損害保険代理店の育成・指導、新規販売網の拡大などを行う。00年8月、人材派遣会社㈱エスプール入社、主にエリアマネジメント・法人企業の新規開拓に注力し、東日本統括部長・営業本部長など歴任。物流現場の労働者プロフェッショナルの第一人者として、派遣法改正問題でテレビをはじめ数々のメディアに登場。物流業、人材業に精通する数少ない専門家。
講義内容
(最新の情報を盛り込むため、講義内容は変更される場合があります。 あらかじめご了承下さい。)
【ポイント1】業務波動調整 → 業務量に応じた人員調整をどう進めるか
(1)直接雇用化の進め方
1 直接雇用化の意義
2 直接雇用化の要件定義
3 直接雇用化のステップ
4 業務波動の課題対策
(2)作業タスクの洗い出し
1 現場環境の整理
2 現場課題の把握
3 作業タスクの洗い出し
4 アウトプットイメージ作成
(3)プロジェクトマネジメント
1 優先取り組み事項の確認
2 阻害要因の整理
3 社内外調整事項の確認
4 プロジェクトスケジュール作成
【ポイント2】スタッフマネジメントの手法
→ 帰属意識アップ・定着化を図り、育成・生産性向上を
どう進めるか
(1)人員配置管理
1 人員配置の考え方
2 労働力工数の算出方法
3 スタッフスキルの定量化
4 シフト調整
5 評価・検証
(2)スタッフマネジメントの基礎
1 現場労働者の属性整理
2 モチベーションの三原則
3 One to One教育・マス教育
4 スタッフマネジメントの必要要件整理
(3)スタッフマネジメントの実践
1 現場実態の把握
2 マネジメントプログラムの構築
3 KPI・目標数値設定
4 評価・検証
【ポイント3】労務コンプライアンスの運用
→ 現場管理者の正しい知識習得と運用をどう徹底させるか
(1)労働法の基礎知識
(2)労務トラブル対応と源流対策
(3)労務トラブルQ&A作成
(4)コンプライアンスプログラム作成